バンド掛け機


概要
バンド掛け機(ストラッピング・マシン)とは、荷崩れ防止や梱包強化を目的に、段ボールやパレット上の積載物をポリプロピレンやペット、スチールなどのバンドで締め付けて結束する梱包機械のことです。

詳細説明
この機械は、被梱包物にバンドを自動または手動で巻き付け、引き締めた後に熱や摩擦、金具などで接合・切断する仕組みです。作業者が荷物を載せるだけで稼働する半自動機から、コンベアラインに組み込んで完全に無人化する全自動機まで多様なラインナップがあります。導入のメリットは、手作業に比べて梱包作業を圧倒的に高速化し、均一な強度で確実に固定できるため、輸送時の荷崩れを強力に防止できる点です。一方、締め付けの強さによっては荷物の角が潰れるリスクがあるため、対象物に応じた強度の微調整や、必要に応じてコーナーパットを併用するなどの配慮が求められます。

物流の人手不足に対応するため、検品やラベリング、搬送ロボット(AGV)等と連携した「完全自動梱包ライン」の構築にバンド掛け機は不可欠となっています。また、グリーンロジスティクスの推進に伴い、従来の使い捨てプラスチック製バンドから、再生PET素材やリサイクル可能な高強度紙バンド、生分解性バンドへと移行が進んでおり、これらの環境配慮型資材に高精度に対応できる最新機種の導入が業界の主流となっています。

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