概要
外のり寸法とは、段ボール箱や輸送容器などの「外側の寸法」を指し、長さ、幅、高さの順で表記されます。積載効率の算出や、配送時の運賃規格(サイズ区分)を決定する際の基準となる極めて重要な指標です。
詳細説明
倉庫の保管スペースやトラック、パレットの積載能力を計算する際には、この外のり寸法がベースとなります。正確に把握することで、空間のムダを排除した効率的な保管・輸送計画の立案が可能になる点が大きなメリットです。一方で、段ボールなどの容器には材質の厚みがあるため、実際に中に収納できる「内のり寸法(内寸)」とは必ず差異が生じます。外のり寸法だけを基準に梱包設計を行うと、中身の商品が収まらない、あるいは過剰な緩衝材が必要になるといったトラブルが発生するため、内のり寸法との関係性を正しく理解し、使い分けることが重要です。
積載効率の極大化による「2024年問題」の克服やCO2削減が急務です。3Dスキャナを用いた外のり寸法の自動計測DXが進み、パレットへの最適な積み付けをAIが瞬時に計算するシミュレーション技術に活用されています。また、自動倉庫やロボットの導入拡大に伴い、ロボットがエラーなく認識・ハンドリングを行うためにも、外のり寸法のマスターデータの正確性がこれまで以上に強く求められています。