送り状とは、荷物を配送する際に貨物に貼付する伝票のことです。差出人やお届け先の情報、品名、個数などが記載されており、運送契約の成立を証明する証拠書類や、配送指示書としての役割を担っています。
送り状は、運送事業者に対して正確な配送指示を与えるとともに、配達完了時には受領書としての機能を果たす重要な役割を担っています。伝票上の情報をバーコードなどで管理することで、荷物の配送状況をリアルタイムで追跡できるメリットがあります。一方で、従来の手書きや紙の送り状は、転記ミスによる誤配送リスク、仕分けや伝票発行に伴う現場のアナログな作業負荷、さらには個人情報の保護や用紙の保管・管理コストといったデメリットがあり、運用の効率化が課題となっていました。
物流DXの進展に伴い、従来の「紙」から「デジタル送り状(電子伝票)」への移行が加速しています。スマートフォンの二次元コードを活用したペーパーレス発行や、RFIDタグと連携した自動仕分けシステムの導入が進み、深刻化する人手不足への対応と現場の作業効率化を実現しています。また、ペーパーレス化はCO2排出量や紙資源の削減に直結し、グリーンロジスティクスを推進する上でも不可欠な要素となっています。