インターフェイスとは、異なるITシステムや物流機器、デバイス同士を接続し、データや情報をスムーズに相互連携させるための共有の境界線や接続仕様、手順のことです。
物流におけるインターフェイスは、主に基幹システム(ERP)、倉庫管理システム(WMS)、輸配送管理システム(TMS)などの間で、商品マスターや入出荷実績などのデータを送受信するための接続仕様を指します。その役割は、異なるシステム間で正確な情報をリアルタイムに同期させ、手入力や二重登録の手間を排除することにあります。メリットとしては、業務の効率化や入力ミスの防止、在庫状況の可視化によるリードタイム短縮が挙げられます。一方で、連携させるシステム同士の仕様が合わない場合、接続するための仲介プログラムの開発やデータ変換処理に多大なコストや時間がかかること、システムのアップデートに伴うメンテナンス負荷が生じることがデメリットです。
深刻な労働力不足への対応としてマテハン機器の自動化やDXが急務です。これに伴い、WMSと自動ロボットを繋ぐAPI連携など、異なるハードとソフトを迅速に結ぶ標準インターフェイスの重要性が高まっています。さらに、サプライチェーンの脱炭素化に向けて、CO2排出量データを他社システムとシームレスに共有し可視化する「グリーンロジスティクス」の実現にも不可欠な要素となっています。