CLM


CLM(Certificate and List of Measurement and/or Weight)とは、国土交通省の許可・登録を受けた検量検定機関によって発行される、貨物の容積および重量を公的に証明する「容積重量証明書」のことです。

この証明書は、主に国際貿易において船会社が海上運賃を算出する際や、船荷証券(B/L)を作成する際の公式なデータとして活用されます。さらに、通関手続きや信用状(L/C)決済における必須書類としても重要な役割を担っています。第三者機関による公正な測定であるため、運賃や取引に関する当事者間のトラブルを未然に防ぎ、国際取引の信頼性を担保できる点が最大のメリットです。一方で、発行には所定の手続きと検量費用が発生することや、実務における物理的な検量作業に伴うリードタイムがデメリットとして挙げられます。

DXの進展に伴い、CLMの電子化(デジタル証明書化)が急速に進んでいます。3DスキャニングやAIを用いた自動測定技術の導入により、検量作業自体の省力化と時間短縮が実現し、物流の人手不足対策に貢献しています。また、貿易プラットフォームとのシームレスなデータ連携によるペーパーレス化は、手続きの迅速化だけでなく、環境負荷低減(グリーンロジスティクス)の観点からも重要な役割を果たしています。

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