概要
代引き(代金引換)とは、商品のお届けと同時に、配送業者が受取人から代金を回収し、差出人に送金する決済・配送サービスです。ECや通販の普及に伴い、購入者が商品を確認してから支払える安心感から広く利用されています。
詳細説明
代引きは、主に宅配便事業者や日本郵便などが提供しています。購入者にとっては、クレジットカード情報の登録が不要で、商品未着リスクを避けられるメリットがあります。一方、販売者にとっては、代金未回収を防げるものの、受取拒否や長期不在による「返品リスク」とそれに伴う往復運賃・手数料の自己負担がデメリットです。また、配送現場においては現金管理や釣銭対応、決済手続きにより1軒あたりの対応時間が長くなる課題もあります。近年は現金に加え、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済等のキャッシュレス決済に対応する「電子代引き」が普及し、利便性とセキュリティが向上しています。
物流の「2024年問題」に伴うドライバー不足や、非対面・置き配の定着により、代引きは大きな転換期を迎えています。代引きは対面対応が必須で再配達を誘発しやすいため、グリーンロジスティクスや配送効率化の観点からキャッシュレス化への移行が急務です。DXの一環として、事前オンライン決済への誘導や置き配の活用が進む中、代引き決済そのものを縮小・廃止するEC事業者も増加しています。