雑貨


概要
物流における雑貨(一般雑貨)とは、特別な温度管理や特殊な荷役設備を必要とせず、段ボールやパレットなどで梱包された一般貨物の総称です。日用品、衣料品、家電、加工食品など、多種多様な品目がこれに該当します。

詳細説明
雑貨は、液体や鉱物などのバラ積み貨物や特殊な管理が必要な危険物・重量物とは異なり、標準的なトラックやコンテナで容易に輸送できる点が特徴です。品目や形状が多岐にわたるため、個別に配送するとコストが高くなります。そのため、物流事業者が複数の荷主から雑貨を集め、拠点(ターミナル)で方面別に仕分けて混載輸送する「路線便(特別積合せ輸送)」の仕組みが発展してきました。これにより、小口の荷物でも低コストで全国へ配送できるメリットがあります。一方で、形状や重量が均一でないため、積載効率の算出や倉庫内での自動仕分けが難しく、手作業による荷役(バラ積み・バラ降ろし)が発生しやすいという課題も抱えています。

労働規制の強化に伴う輸送力不足への対応として、雑貨物流では手作業を排除する「一貫パレチゼーション」や業界を超えた「共同配送」が急ピッチで進んでいます。また、多様な形状の雑貨を識別・処理できるAI搭載のデパレタイズロボットなどの導入による倉庫DXが加速しています。さらに、長距離輸送におけるモーダルシフトも推進され、グリーンロジスティクスの主たる対象となっています。

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