1類倉庫


1類倉庫とは、倉庫業法で定められた営業倉庫の区分の一つであり、危険物や冷蔵・液状物品などを除く、極めて幅広い一般物品を保管できる最も標準的かつ万能な倉庫です。

この倉庫は、建物の防水・防湿、遮熱、耐火、防犯など、国土交通省が定める厳しい施設基準をクリアしている点が特徴です。日用品、繊維、家電、常温食品など多種多様な貨物を取り扱えるため、荷主にとっては多様な在庫を一元管理できる高い汎用性と利便性というメリットがあります。一方、基準を満たすための建設や維持管理のコストが高くなる点が事業者側のデメリットです。なお、粉状・液状の物品(6類)、危険物(7類)、10℃以下保管の物品(8類)は対象外であり、これらは専用の倉庫で保管する必要があります。

ドライバー不足や働き方改革への対応としての中継輸送や共同配送のハブとして、1類倉庫の重要性はさらに高まっています。労働力不足に対応するため、AGV(無人搬送車)や自動倉庫システム(AS/RS)といったDX・自動化投資が進んでおり、これらのシステムが導入しやすい高機能な1類倉庫へ需要が集中しています。あわせて、太陽光発電や省エネ設備の導入によるグリーンロジスティクスへの対応も必須要件となっています。


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